【シンプル解説】自動振込、自動振替、自動送金、自動引落としの違い 。それぞれ何が違うんだろう
銀行や郵便局の手続き、また引っ越しに伴って不動産や光熱費などの支払いの際に出てくる単語「自動振込」「自動振替」「自動送金」「自動引落し」「口座振替」。
何が何だか分からなくなりますよね。
調べてみました。
―――――――――――――
目次
①表にまとめてみると
②自動振込とは
③自動振替とは(自動引き落としとは)
④自動振込と自動振替の違い
⑤振替とは
⑥振込とは
⑦まとめ
――――――――――――――
①表にまとめてみると
簡単に表にまとめてみました。
②自動振込とは
自分の口座から第三者の口座へ一定の金額を自動的に支払う(振り込む)方法のことを言います。
毎月支払う家賃など毎回銀行やATMなどで支払うのは面倒ですよね。
その場合銀行口座へ行き手続きを行えば、毎月自動的に振込を行ってくれます。それを『自動振込』といいます。
「毎月〇日に〇〇円に支払う」などの支払う日にちやその金額を設定できます。しかし振込手数料はかかってしまいます。
例えば
賃貸契約後・・・
大家さん「家賃の7万円は〇〇銀行〇〇支店、口座番号〇〇に毎月25日までに振り込んでくださいね」
私「分かりました」
その後、銀行へ行き・・・
私「銀行員さん。7万円を私の口座である〇〇銀行〇〇支店、口座番号〇〇から大家さんの口座である〇〇銀行〇〇支店、口座番号〇〇へ毎月25日に自動振込お願いします」
銀行員「分かりました。『自動振込』ですね。手続きいたします。」
私「♪」
といった感じです。
ちなみに「自動送金」「自動送金サービス」も同じ意味になります。
③自動振替とは
「光熱費などの支払いのため電力会社やガス会社などへ自分の口座情報を送り、毎月その口座から光熱費を引き落としてもらうこと」を『自動振替』といいます。
手数料は電力会社の負担となります。
例えば
・電気料金が15日に自分の口座から引き落とされている
・クレジットカードが27日に自分の口座から引き落とされていた
といった感じです。
ちなみに「口座振替」「自動引落し」も同じ意味になります。
④自動振込と自動振替の違い
銀行へ行き自分で手続きするか(自動振込)、電力会社などへ申込書を送り電力会社が手続きをしてくれるか(自動振替)の違いとなります。
光熱費などの電力会社は振込先情報を私たちに教えてくれることはないですよね。電力会社へ自分の口座情報と銀行印を捺印した書類(自動振替申込書等)を送ることで、電力会社と銀行などで勝手にやってくれます。
さらに毎月金額も違う場合もありますよね。そのため光熱費などは自動振替となります。
ちなみに『自動振替』と『振替』では意味が変わってくるので注意が必要です。
⑤振替とは
同一銀行の同一支店の口座間同士でお金を移動させることを『振替』と言います。手数料はかかりません。
あれ?
③で説明した『自動振替』の意味と全然違いますよね。
なぜ自動振替のサービスに『振替』という言葉を用いるかというと、銀行の方で「銀行内の私たちの預金口座」のお金を「その銀行内の電力会社への送金用口座」へお金を移動するためだそうです。
私たちが行うのではなく銀行が行う場合であっても『振替』という言葉を使うのですね
⑥振込とは
私たちが特定の口座にお金を振り込むことを『振込』と言います。手数料はかかります。
こちらの意味はそのままですね。
⑦まとめ
今回『振込』や『振替』などの言葉をまとめてみました。いろんな単語があって分かりにくかったところがイメージしやすくなったのではないでしょうか。
今後、銀行などで色々な申し込みや契約を行う際も、不明な単語を明確にして手続きできるようなればスムーズにいくかもしれませんね。